『スケルトン・クルー(1) 骸骨乗組員』再読

キングの再読継続中です。
まずは短編・中編集を読破しようと思い立ったので、次はこれを。
短編集「スケルトン・クルー」を文庫で三分冊したものの1冊目です。

1編目の「握手しない男」の舞台が「マンハッタンの奇譚クラブ」と同じだったり、キングが18歳の時に書かれた作品があったりとなかなか興味深いです。
が、この中で注目すべきはやっぱり「霧」でしょう。
 嵐が襲ってきた翌日、突如原因不明の霧に包まれた街。
 霧の中には得体の知れない何かがいる…。
短編集に収録されていはいるものの中編といっていいくらいの長さがあり、ストーリーはキングらしさ満開です。

スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)

スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)

「霧」は映画化されてます。
エンディングは原作とは違うそうです(私、見たことがありません…)。

ミスト [Blu-ray]

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