『アンダー・ザ・ドーム』読了
キング自らが「アクセルを踏みっぱなしの小説を書く」と決意して書いたこの作品。
「スタンド」「IT」に次ぐ長さを誇る長編ですが、長さを感じさせません。
というか、続きが気になってなかなか読むのを止められません。
やはりキングはキングでした。
ある日突然「ドーム」に覆われ外界と切り離された小さな街。
そこで繰り広げられる群像劇。
このような状況下で人間はどのように考え行動するのか…。
こういう「隔離された状況」「ある限られたシチュエーション」というのはキングの得意とするところ。
まさに「アクセル全開」フルスピードで走り抜ける感覚でした。
そして最後はちょっと目頭が…。
読み終わった後の充実感は相当のものです。
お勧めです。
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